江戸時代から代々受け継がれてきた伝統の味。
町並みや形は時代によって移り変わるものですが、
「お客様に喜んでいただきたい」
という心意気は変わることはありません。
素材に関しても妥協することなく、産地、品種にこだわり仕入れた納得のいくものしか使用しておりません。
機械による大量生産ではなく、
一つ一つ心を込めてお作りするので、
数には限りがありますが、本物の和菓子を楽しんでもらうために日々精進しております。
和菓子の種類によって使い分ける砂糖。
砂糖自体に優劣があるわけではなく、どの和菓子をつくるかによって使う砂糖が変わるのです。
つやを出したいときは「白双」を使い、干菓子には「粉砂糖」、苦味や独特の風味を出したいときは「黒糖」。
ただ良いものを使うだけではなく、作る和菓子に合うものを吟味してこそお客様に満足していただけるものが作れるものです。
この和菓子には、どんなものが使われているのだろう?
お召し上がりになる前にそんなことをちょっと考えてみるのも面白いかもしれませんね。